この記事では、愛知県稲沢市における当店バイク買取番長のバイク買取実績をご紹介させていただきます。
愛知県の稲沢市は、非常に歴史の古い街です。
かつては尾張国の国府が置かれ、周辺一帯の政治的中心地として栄えました。
かつてというのがどれくらい古いかというと、なんと大化の改新の頃(!)に遡るというのですから、ざっくり言って約1400年になります。
現在は、名古屋市周辺の都市によく見られる傾向ですが、ベッドタウンとしての側面と、また多くの有名企業の工場の所在地としての側面を持ちます。
このように安定した繁栄を見せる稲沢市ですが、その中で最も注目したいのが『国府宮はだか祭り』でしょう。
旧暦の正月13日からオーバーナイトで行われるこの祭りは、褌姿の数千人の男たち(裸男と呼ばれるそうです)が激しくぶつかり合う、勇壮な祭りです。
この種の伝統的な祭りは、ご時世的に色々と難しいところもあろうかと思われますが、ぜひ後世まで引き継いで行ってほしいものです。
あと、各地域の買取実績のページで、その地域出身の有名人をご紹介することがよくあるのですが、稲沢市出身の有名人となると、この人を外すわけにはいかないでしょう。
そう、『織田信長』です!
最近の研究では、織田信長の功績を否定的に見る向きも少なくない、というか主流になりつつあるなんて話も耳にしますが(歴史上の評価なんて、世間の評判と同じ様なものです)、それはまあそれとして、彼が人々の興味を惹く魅力的な人物であることは間違いありません。
完全に私個人の感覚ですが、愛知県の西端で岐阜県に接している稲沢市のロケーションが、この地域における特殊な『目』のような役割をしている様な気がしてなりません。
以上のように、ちょっと気になる稲沢市でも、当店は多くのバイクを買い取らせていただいております。
次節では、画像を交えて実際に買い取らせていただいたバイクをご紹介します。
愛知県稲沢市のバイク買取実績
本節では、愛知県稲沢市における当店のバイク買取実績を掲載しております。
当店がこれまでどのようなバイクを買い取らせて頂いているかということだけに留まらず、その車種そのもののちょっとしたエピソードや、私個人のごく主観的な考えなどを合わせて記述させて頂きます。
当店のバイク買取という仕事に対するスタンス、バイクにかける想いなどが少しでも伝われば幸いです。
また、バイクのご売却をご検討されている方が買取相場のご参考にして頂けるよう、できる限りの車両情報を掲載しております。
それでは、ごゆるりとお読みください。
ホンダ CB1100(SC65)
車種 | ホンダ CB1100 |
年式 | 2010年 |
走行距離 | 7,000km |
買取価格 | 650,000円 |
愛知県稲沢市にて出張買取させていただきました、ホンダのCB1100(SC65)です。
バイクのエンジンは水冷が当たり前、となって既に久しい2010年に、この空冷直4マシンは発売されました。
今回買い取らせていただいた車両も2010年の初代モデルですね。
バイク乗りならお分かりでしょうが、空冷エンジンというのは非常にポジティブな存在でして、性能とは別ベクトルの喜びをライダーにもたらしてくれます。
ホンダの公式サイトでは、CB1100が世に出るに至った経緯の説明として、以下のような非常にエモーショナルな説明が記載されています。
「エンジンが冷えていくときの『キン、キン、キン』という音が好きだ」、「エンジンの中に必要なのは水じゃなくて油でしょ」、「シリンダーフィンを眺めているだけで、なんか良い」。明確な理由などないが、バイクと時間を共にするときに感じる何気ない感覚。そんなハイパフォーマンスバイクでは満たされない感覚を世の中のライダーに届けることを夢みて1台のバイクが完成した。
https://www.honda.co.jp/CB1100/special/
いかがですか。
『明確な理由などないが』とはっきりと言い切っちゃってるところがスゴい。
ホンダほどの大きな企業が新たなバイクを開発するにあたって、『明確な理由などないが』ってそりゃないでしょって話ですよ。
もちろん、実際のところ内部的にはそれなりのマーケティングをしてニーズを掴んでたのであろうと推測されますが、逆にマーケティングをした結果が『明確な理由などない』だったのかもしれませんね。
理由もなく何かをやるなんて、非合理的だというご意見もあるでしょうが、その指摘はあまりにも見当違いですよね。
だって、こちら側からしたら、合理的に考えちゃったらそもそもバイクなんて乗らないよってのが本音ですもんね。
2021年モデルでいよいよ生産終了となってしまったCB1100。
CB750FOURから始まり、50年あまり続いた空冷4気筒CBの系譜がこれで途絶えることになります。
まあ、しょうがないんでしょうね、合理的じゃないもんね。
ホンダ ジョルノ(AF77)
車種 | ホンダ ジョルノ |
年式 | 2018年 |
走行距離 | 2,000km |
買取価格 | 85,000円 |
愛知県稲沢市にて出張買取させていただきました、ホンダのジョルノです。
Be More Chic じぶんらしさを、あたらしく。
https://www.honda.co.jp/GIORNO/
上記はホンダの公式ホームページに掲載されているジョルノのキャッチコピーです。
ジョルノのデザインは確かにシックと言って良いものです。
内側のクリーム色とグローブボックスのブラウンの色合わせなどはなかなかのものです。
ジョルノという名のついたバイクが世に現れたのは、1992年のことでした。
かつてのノーズのとんがったジョグやディオとは全く異なる、クラシックでエレガントなスクーターとして注目され、人気を博しました。
おしゃれなツートーンの配色はシートにまで及び、その姿はほとんどベスパなんだけど、そこはさすがホンダというべきか、どこかスーパーカブのような雰囲気も纏っており、本当によくできていました。
そのモデルライフは1999年に一度途絶えてしまうのですが、2011年に新たに4ストロークエンジンを搭載し、ジョルノは復活を遂げます。
先代がどちらかといえば直線基調のデザインだったのに対して、全体に丸みを帯びたデザインとなり、カラーリングもそれまでのペールトーン中心から、ブラウンなどのシックなダークトーンが多くなりました。
さらに2015年、モデルチェンジが敢行され、ただでさえ丸っこかったデザインが、さらに丸っこくなりました。
しかし、この2015年のモデルチェンジには良いニュースが含まれます。
生産工場から中国から熊本製作所に変更されたのです。
いまどき国産のスクーターは貴重だよね〜
そう!やっぱバイクはメイドインジャパンでありたい!
女性向きというイメージが強いバイクですが、男性が乗っても可愛らしくてアリだと思います。
実際、前オーナー様も男性の方でしたが、とてもよく似合っていらっしゃいました。
ヤマハ XTZ750スーパーテネレ(3LD)
車種 | ヤマハ XTZ750スーパーテネレ |
年式 | 1990年 |
走行距離 | 10,800km |
買取価格 | 250,000円 |
愛知県稲沢市にて出張買取させていただきました、ヤマハのXTZ750スーパーテネレです。
スーパーテネレがあるということは、もちろん普通のテネレが存在します。
XT600テネレというバイクが1983年に発売され、それがテネレシリーズの始まりでした。
見るからにパリダカに参戦する気満々の姿は、まんまパリダカに出ることを狙ったもので、XT600テネレはヨーロッパでたちまち人気車種となりました。
しかし、その後他社が2気筒のマシンを投入してくると、XT600テネレは窮地に追い込まれることになりました(XT600テネレは単気筒だったのです)。
そこで、1989年にヤマハが満を辞して発売したのが、こちらのXTZ750スーパーテネレだったのです。
その結果はどうなったかというと、1991年の表彰台独占を始め、パリダカにおけるヤマハの輝かしい功績を作り出すことになりました。
そして3年前の2019年、テネレ700が非常に前衛的なデザインを伴ってリリースされ、話題となりました。
テネレ700にはヤマハお得意のクロスプレーンエンジンが搭載され、結構本格的なオフロード走行もこなせるのに街中や高速道路も快適という「もうこれ1台でよくない?」的なバイクに仕上がっています。
『テネレ』とはサハラ砂漠の一部であるテネレ砂漠に由来する言葉であり、現地の言葉で『何もない場所』を意味するそうです。
何もない場所であるテネレ砂漠をヤマハのテネレで走り抜ければそれはたちまち最高の場所になる、と言ったところでしょうか。
ちなみに、『テネレ』のことを『テレネ』と発音している方をよく見かけます。
どうでも良い話ですが、皆さんもご注意ください。
スズキ GSX-S750(C533F)
車種 | スズキ GSX-S750 |
年式 | 2017年 |
走行距離 | 12,000km |
買取価格 | 600,000円 |
愛知県稲沢市にて出張買取させていただきました、スズキのGSX-S750です。
『ジスペケ』と聞けば『アール』と答えたくなるところですが、そのGSX-Rシリーズをネイキッドというかストリートファイターに仕上げたのがGSX-Sシリーズです。
日本ではストファイというジャンルがいまいち盛り上がらないような気がしますが、なかでもGSX-Sシリーズは影の存在という気がしてなりません。
まして、排気量が大きいほど偉いという奇妙な風潮がある日本において、750ccというミドルクラスの排気量をもつGSX-S750は、あまり人々の話題にのぼらない車種ではないかと思われます。
しかし、このGSX-S750、実に『ちょうど良い』バイクなんです。
まずはその価格です。
最高出力112psであるのに対して、新車価格はなんと税込987,800円!
そうです!1psあたり1万円を切ってるんです!
これはもう、サラリと買うのにちょうど良い。
次にそのポジション。
スズキのバイクは全般的にそういう傾向があるのですが、見た目の割に足つきが良い!
上の画像でも分かる通り、GSX-S750は非常にマッチョなフォルムをしているのですが、またがってみると非常に足つきが良く、ハンドルも軽い前傾で自然に手を伸ばした位置にあります。
ストリートファイターといえばタンクにかじりつくようにして肘をガンガンに張って乗るイメージですが、GSX-S750なら、ツーリングも実に快適にこなせます。
つまり、これ1台の選択にちょうど良い。
最後に、その優しさ。
スズキのいくつかの車種にはローRPMアシストという機能が備わっており、GSX-S750にも実装されています。
これは簡単にいうと、発進時などの極低回転時にエンストしないように自動で回転数をちょっとだけ上げてくれるという機能です。
これはビギナーやかなりブランクのあるリターンライダーの方にはとても嬉しい機能ではないでしょうか。
すなわち、最初の1台にちょうど良い。
なるほど、プライス良し、ポジション良し、ファーストに良しの三方良しってわけですね。わかります。
いいね、それ!
三方良しでちょうど良い。
上述したように、大人気のバイクとは言い難いですが、ぜひ皆様の選択肢に入れていただきたい1台です。
ヤマハ ルネッサ(4DN)
車種 | ヤマハ ルネッサ |
年式 | 1996年 |
走行距離 | 15,500km |
買取価格 | 130,000円 |
愛知県稲沢市にて出張買取させていただきました、ヤマハのルネッサです。
ルネッサは先行して発売されていたSRV250をベースに作成された車両です。
SRV250というのは、その名の通り、あのヤマハの名車SRのエンジンをVツインにしたようなバイクで、トラディショナルな外観と扱いやすいVツインエンジン、そして250ccというカジュアルさが一定の評価を得ました。
ヤマハらしい上品な雰囲気と、タンクからシートにかけてのホリゾンタルなラインが私の感性にかなり響いていましたが、結構悩んでやはり私はSRの方を選びました。
だって、SRV250はキックスタートじゃなかったから。
みるからにカフェレーサースタイルが似合いそうなSRV250に、ヤマハ自らがカフェレーサーカスタムを施したものが、ルネッサだと言って良いでしょう。
時は1996年、レーサーレプリカブームはすっかり沈静化し、SR400が様々なカスタムを施されて街を走り回っていた時代です。
そのカスタムスタイルの中でも、最も人気があったと言えるのが、カフェレーサーカスタムでした。
カフェレーサーの本場といえばイギリスですが、ヤマハがルネッサのために選択したのはイタリアンカフェでした。
すらりとしたタンク、テールカウルのついたシングル風のシート、ハウジングまでカラーリングされた砲弾型のヘッドライトなどはまさにイタリアン。
面白いことに、SRV250の時から変わらない、クランクケースをぐるりと巡るように配されたエキパイは、ルネッサにシンデレラフィットでした。
なぜなら、このエキパイの取り回しはまさにドゥカティそのもの、そう、イタリアンカフェなのです。
とはいえ、このエキパイはSRV250にもよく似合っており、そちらの場合はノーブル顔。
で、ルネッサになると、途端にアクティブ顔。
狙ってのことかどうかはわかりませんが、ほんと、ヤマハのデザインは素晴らしいですね。
まとめ
今回は愛知県稲沢市における当店バイク買取番長の買取実績をご紹介させて頂きました。
原付バイクから、最後の空冷CBまで、バリエーションに富んだラインナップをご覧いただきました。
バイクのご売却をご検討されている方にとって買取相場のご参考にしていただければ幸いです。
もちろん、こちらでご紹介したバイクは当店の買取実績のごく一部です。
当店はスーパースポーツからハーレーまで、もちろん旧車でも、どのような車種であっても高く買い取らせて頂いております!
また、稲沢市以外でも愛知県全域にて絶賛高価買取実施中ですので、気になった方はお気軽にお問い合わせください。
それでは、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
愛知県でのバイク買取はお任せ下さい!
お客様の愛車を手放される際は是非バイク買取番長にご連絡ください。
事故車から不動車まで、どんなバイクでも地域No.1の高額買取をお約束します。
ご納得いただける価格で大切に引き取らせて頂きます。