- TW200を手放したいけれど、何を準備すればいい？
- TW200をできるだけ高く売りたい
このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、
- TW200/TW200Eについて
- TW200/TW200Eの買取相場価格
- TW200/TW200Eはカスタムベース車としての需要が高い
- カスタムされているTW200/TW200Eも値段がつく
- 保存状態の良いTW200/TW200Eは高値が期待できる
- TW200/TW200Eを高く売るためのポイント
- TW200/TW200Eを売却する業者選びのポイント
などを解説しています。
TW200/TW200Eを手放そうか迷っている人はぜひ最後まで読んでくださいね。
TW200/200Eとは？
TW200とは、ヤマハから1987年に発売された200ccのバイクです。
発売当初は、道なき道を走行する「アドベンチャートレールモデル」としてデビューしました。
1990年代から2000年代初頭にかけてスカチューンを牽引した人気車種
発売当初こそ、アドベンチャートレールモデルとしてデビューをしましたが、1990年代に入ると「ストリートバイク」が流行し、TW200はカスタムベースバイクとして注目されはじめます。
1990年代から2000年代初頭にかけてはスカチューンというカスタムが大流行しました。
必要最低限のパーツのみを残しバッテリーさえも取り外してスカスカにカスタムする「スカチューン」は、ストリートファッションの一部として絶大な人気を誇りました。
TW200はこのブームを牽引した車種の一つです。
2000年代に大ヒットしたテレビドラマ「ビューティフルライフ」で木村拓哉さんの愛車として使用されたのもTW200の人気を後押ししました。
1998年に追加モデルとして発売されたのがTW200E
スカチューンブームのなか、1988年にTW200の追加モデルとして発売されたのが「TW200E」です。
TW200をベースに、クロームメッキ処理されたヘッドライトボディの丸形ヘッドライトや小型フラッシャーランプ・小型ウインカーレンズなどを採用したデザインで、TW200Eの発売はTW200の人気を後押ししました。
その後、TW200は、2002年にTW225に排気量アップのモデルチェンジをしたため、TW200としての発売は2001年モデルを最後に幕を閉じました。
| 基本スペック | |
|---|---|
| グレード名 | TW200E |
| 型式 | BA-DGO7J |
| 発売年月 | 2001年4月 |
| 仕様 | 国内向けモデル |
| 全長（mm） | 2090 |
| 全幅（mm） | 820 |
| 全高（mm） | 1110 |
| ホイールベース（mm） | 1330 |
| 最低地上高（mm） | 260 |
| シート高（mm） | 790 |
| 乾燥重量（kg） | 120 |
| 車両重量（kg） | 128 |
| 最小回転半径（m） | 1.9 |
| 乗車定員（名） | 2 |
| 燃料消費率（１）（km/L） | 49.0 |
| 原動機型式 | G315E |
| 原動機種類 | 4ストローク |
| シリンダ配列 | 単気筒 |
| 冷却方式 | 空冷 |
| 排気量（cc） | 196 |
| カム・バルブ駆動方式 | OHC（SOHC） |
| 気筒あたりバルブ数 | 2 |
| 最高出力（kW） | 12 |
| 最高出力（PS） | 16 |
| 最高出力回転数（rpm） | 8000 |
| 最大トルク（N・m） | 15 |
| 最大トルク（kgf・m） | 1.52 |
| 最大トルク回転数（rpm） | 7000 |
| 燃料供給方式 | キャブレター |
| 燃料タンク容量（L） | 7 |
| 燃料種類 | レギュラーガソリン |
| エンジン始動方式 | セルフ、キック併用式 |
| 点火装置 | C.D.I式 |
| バッテリー型式 | GM7CZ-3D |
| 変速機形式 | リターン式 5段変速 |
TW200/200Eの買取相場価格
TW200/TW200Eの買取相場は1〜21万円です。
| 年式 | 距離 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 2001年 | 5,000〜9,999km | 218,000円 |
| 不明 | 不明 | 103,600円 |
| 2001年 | 25,000〜29,999km | 96,000円 |
| 不明 | 不明 | 80,000円 |
| 2002年 | 不明 | 70,000円 |
| 2000年 | 30,000〜49,999km | 70,000円 |
| 不明 | 不明 | 50,000円 |
| 2000年 | 5,000〜9,999km | 50,000円 |
| 不明 | 不明 | 46,000円 |
| 不明 | 15,000〜19,999km | 40,000円 |
| 2000年 | 不明 | 40,000円 |
| 不明 | 10,000〜14,999km | 30,000円 |
| 不明 | 5,000〜9,999km | 30,000円 |
| 2000年 | 20,000〜24,999km | 27,000円 |
| 2000年 | 10,000〜14,999km | 21,000円 |
TW200/200E バイク買取番長の買取実績
バイク買取番長の買取実績です。
| 年式 | 距離 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 2000年 | 30,000〜49,999km | 70,000円 |
20年以上前のバイクが70,000円だよ！TW200ってすごいんだね…！
TW200はパーツが豊富でカスタムしやすいためカスタムベースとして探している人も多い
TW200はカスタムしやすいうえに、パーツの種類も豊富なので、カスタムベースとして探している人が多くいます。
スカチューンだけでなく、チョッパースタイルなど、カスタムの仕方もひとそれぞれです。
中古車市場にでまわっているベース車も、スカチューンスタイルにカスタムされている車両が多いので、作業しやすいスペースが多くベース車として人気があります。
通勤通学用よりは、休日にツーリングを楽しむ車両として所有する人が多い車種です。
今なおコアなファンが多いため市場価格はわりと安定している
TW200/TW200Eは、今なおコアなファンの多い車種です。
ノーマルで乗るファンが多いというのもありますが、カスタムベースや、部品取りとして購入する人が一定数いるため、他の車種と比べても市場価格はわりと安定しています。
プレミア価格で高騰する可能性はあまりありませんが、大きく値下がりする可能性も少ない車種だといえるでしょう。
とくに、最終型の車両に関しては、需要も多く、価格が安定しています。
TW200はノーマル車、カスタム車ともに値段がつきやすい
TW200は、ノーマル車、カスタム車ともに値段がつきやすい車種です。
発売されていた当時カスタムブームだったというのもあり、中古車市場で流通している車両はほとんどがカスタムされています。
有名なショップでカスタムされた車両や、かっこよくカスタムされている車両は、想像しているよりも値段がつきます。外したノーマルパーツも保管してあれば、プラス査定の対象にもなるのでとっておくようにしましょう。
また、取り付けた社外部品の詳細がわかるものがあれば、保管しておくようにしましょう。
保証書がなくても、メーカーと商品番号がわかると、より良いです。
次のオーナーが安心して購入することができます。
保管状態の良いTW200は希少価値が高いため高値がつきやすい
保管状態の良いTW200は希少価値が高いため、高値がつきやすい傾向にあります。
TW200は生産が終了してから20年以上がたっている車種です。
屋外で保管され、始動不良になってから買取査定に出す人も少なくありません。
屋内で保管されてサビなどが少なく、きちんと普段から手入れされている車両であれば、高値をつけてもらえる可能性があります。
保管状態は査定の重要ポイントでもあるので、所有しているTW200/TW200Eの保管状態が良ければ査定価格を期待してもいいでしょう。
TW200/200Eを高く売るためのポイント
TW200を高く売るためのポイントを4つご紹介します。
査定前に車両をきれいにしておく
買取査定前には、車両をきれいにしておくようにしましょう。
バイクは、洗車、錆取りなどをすると、見違えるようにきれいになります。
もし、あなたが査定をする人なら、サビだらけで砂や埃で汚れている車両と、きれいに洗車された車両、どちらに値段をつけたいでしょうか？
後者ですよね。
手放す前に、バイクに対して「いままでありがとう」の気持ちを込めて、洗車をしておくようにしましょう。
書類が揃っているか確認しておく
買取査定前には、書類が揃っているか確認しておくようにしましょう。
よくあるのが、軽自動車届出済証や自賠責保険の書類を紛失してしまったというケースです。
普段からバイクの中に保管をしておけばいいのですが、防犯上の理由などで別のところに保管をしていると、紛失したことに気づかず、必要なタイミングですぐに書類をわたすことができないというトラブルになります。
再発行の手間もかかりますし、予定よりも名義変更に時間がかかってしまいます。
必ず、査定にきてもらう前に、必要な書類が揃っているかは確認しておくようにしましょう
査定前にエンジンがかかるかをチェックしておく
買取査定前には、エンジンがかかるかをチェックしておくようにしましょう。
TW200はキャブレター車です。
しばらく乗っていないとエンジンがかからない可能性があります。
査定時にエンジンがかからないと、不動車の扱いになってしまうため、査定額にも響きます。
エンジンが故障してしまっている、など大掛かりな修理が必要な場合は仕方がありませんが、軽整備でエンジンがかかるようになるのであれば、エンジンはかかるようにしておくようにしましょう。
査定前に買取相場価格を確認しておく
買取査定前には、買取相場価格を確認しておくようにしましょう。
年式、走行距離、保管状態、始動状態などによって査定額は変わりますが、相場価格を知っておくことで、売却を決める決め手になります。
また、相場価格よりも低い価格を提示してくる業者を見極める材料にもなります。
適正価格で売却するためにも、買取査定前には買取相場価格を把握しておくようにしましょう。
トラブルを防ぐためにも査定時に対応の良かった業者と取引をするようにしよう
トラブルを防ぐためにも、査定時に対応の良かった業者と取引をするようにしましょう。
もちろん、納得できる買取価格を提示してくれていることが大前提です。複数社に買取査定を依頼している場合は、同じ価格帯の提示をされることもあるかと思います。
その際の決め手は「対応の良さ」で選ぶことをおすすめします。
雑な対応の業者は、仕事にも粗が目立ちます。約束の期日を守れなかったり、お願いしたことが行われていないなど、最後までトラブルの心配をしながらの取引になる可能性があります。
対応が丁寧な業者は、仕事も丁寧です。
約束はもちろん守りますし、イレギュラーなトラブルが起きた場合も即座に対応してもらうことができるでしょう。
愛車を手放すときは気持ちよく手放したいですよね。
できるだけ、気持ちの良い対応をしてくれた業者と、取引をするようにしましょう。
まとめ：最適な業者選びをして、気持ちよくバイクを手放そう
バイクを手放す際は、事前の下調べや準備と、業者選びが大事です。
最適な業者選びをして、気持ちよくバイクを手放しましょう。