近年、最高気温を更新し続けている真夏日。
暑くてたまりませんよね。
今度のツーリング、半袖半ズボンで行けばいいや〜と考えているそこのあなた。真夏にバイクに乗るのに半袖半ズボンは危険です。日焼けや火傷で泣くことになります。暑くても必ず長そで長ズボンを着用してほしいのですが、夏に長そで長ズボンは暑いよ…そう思いますよね。
この記事では、
- 真夏でもバイクに乗るときは長そで長ズボンを着たほうが良い理由
- 手軽にできる暑さ対策
- 真夏のバイク乗りにおすすめな暑さ対策グッズ14選
- 熱中症予防情報サイトのススメ
などを解説しています。
夏に涼しく長そで長ズボンを着用するための暑さ対策グッズもご紹介していますので、真夏にツーリングに行こうとしている方や真夏でも毎日バイクに乗る方は、是非最後まで読んでくださいね。
いやー、最近の夏は特に暑いな
本当に暑くて、干からびそうだよね
今年の夏は、ばんちょくん干物になりそうやな
…。
僕は干からびたくないからこの記事を読んで暑さ対策グッズを揃えるぞ…!
真夏のツーリング!手軽にできる暑さ対策
真夏のツーリングはとても暑いため、暑さ対策をしっかりして出発しないと倒れてしまう可能性があります。手軽にできる暑さ対策を5つご紹介します。
暑くても長袖長ズボンを着よう!半袖半ズボンは火傷します
夏は暑いため、半袖半ズボンでバイクに乗る人もいますが、できるだけ長そで長ズボンを着用するようにしましょう。バイクのマフラーが足元付近にあったり、エンジンが太もも付近にあったり、バイクはいろいろなパーツがむき出しなため、半袖半ズボンで乗ると火傷をしてしまうおそれがあります。
半袖半ズボンでバイクに乗ると、バイクのパーツによる火傷だけではなく、直射日光によって日焼けもします。肌を露出している箇所が多いほど日焼けをしますので、できるだけ長そで長ズボンで肌を覆うことで、火傷のような日焼けをするのを防ぐ事ができます。
トラックなど大型車の排気ガス対策に車間距離をあけよう
トラックなど大型車のすぐ後ろにいる場合は、しっかりと車間距離をあけるようにしましょう。安全対策のために車間距離をあけるのは当たり前だと思いますが、夏場は暑い排気ガスを避けるためにも、いつも以上にあけるようにしたほうが良いでしょう。排気ガスは思ったよりも熱いので、近くにいると、とても暑く感じます。安全対策、暑さ対策、双方の観点からも、車間距離はしっかりとあけるようにしましょう。
しっかりと休憩をとり、水分補給をしよう
夏のツーリングは特に、しっかりと休憩をとり、水分補給をしましょう。長時間ヘルメットを被り、炎天下の中でバイクを運転していると、思っている以上に汗をかいて、水分が身体から出ていってしまいます。しっかりと休憩をとり、水分補給をすることで、身体の熱を下げることができます。
バイクを駐車するときは日陰に停めよう
バイクを駐車するときは日陰に停めるようにしましょう。バイクを5分10分炎天下に駐車しておくだけで、焼けるような熱さになってしまいます。炎天下に停めるのと、日陰に停めるのとは、熱さが雲泥の差です。できるだけ日陰に停めるようにしましょう。
しかし、みんな考えることは一緒です。みんな、同じように暑いので、自分のバイクを日陰に停めたい。そのため、夏は日陰の駐車スペースが埋まりやすいです。日陰の駐車スペースに停められなかった場合には、シートを被せておくなど、できるだけバイクに熱がこもらないような対策をするようにしましょう。
朝や夜など、涼しい時間に走ってみよう
真夏のツーリングは、朝や夜など涼しい時間に走るのがおすすめです。日中に走るよりも、気温が高くないため、熱中症リスクも下がりますし、とても気持ち良く走る事ができます。
一番気温が上がるのが昼前後です。その時間帯をできるだけ外してツーリングを計画するといいでしょう。
真夏のバイク乗りにおすすめの暑さ対策グッズ
真夏のバイク乗りにおすすめの暑さ対策グッズをパート別に14種類ご紹介します!
ヘルメットのインナーキャップ・夏用フェイスマスク
まずはヘルメットの暑さ対策グッズです。
ヘルメットのインナーキャップ
ヘルメットのインナーキャップは、ヘルメットの中に装着するキャップです。夏に嬉しい冷感タイプもあります。
夏用フェイスマスク
夏用のフェイスマスクは、顔の下半分を布で覆うタイプのものです。夏に冷感タイプのものを選べば、ひんやり涼しいうえに、虫よけ、風よけにもなります。布で覆われている部分の日焼けを防ぐことも出来るため、一石二鳥以上のメリットがある代物です。
ネッククーラー
次は首の暑さ対策です。
ネッククーラー
ネッククーラーは、首に着用して首元からからだを冷やすための暑さ対策グッズです。首に巻きつける布タイプや、電気式のものなどいろいろなタイプのネッククーラーが販売されています。
首には太い血管が通ってるため、首元に直射日光がずっと当たっていたりすると、体温が上昇しやすくなります。『暑いときは「首」がつくところを冷やす』と体温が下がりやすいと言われているので、ネッククーラーはとても効果的な暑さ対策です。
冷やすと効果的な「首」
・首
・手首
・足首
ジャケット(メッシュジャケッ卜や空調ウェア)
次はジャケットの暑さ対策です。
メッシュジャケット
メッシュジャケットは、メッシュ素材で出来たジャケットで、とても通気性に優れています。バイクの暑さ対策として真夏に着用するのであれば、ハーフメッシュジャケットではなくフルメッシュジャケットをおすすめいたします。
空調ウェア
空調ウェアは、ジャケットにファンが装着されている服のことです。ファンが動いている間は常に送風されているので、ジャケットの中が常に扇風機に当たっているかのように涼しい状態になります。
インナーウェア(冷感インナー)
次は、インナーウェアの暑さ対策です。
冷感インナー
冷感インナーは、その名の通り冷感タイプのインナーです。長そでタイプと半袖タイプがありますが、ツーリングのときに着用するのであれば断然長そでのインナーウェアがおすすめです。半袖タイプだと、汗をかいた腕と上に着たジャケットが接触し、ジャケットも腕もベタベタしてしまいます。長そでタイプであれば、腕全体がインナーウェアで覆われた状態になるので、接触することもありません。
夏用ライディングパンツ
次はパンツの暑さ対策をご紹介します。
夏用ライディングパンツ
夏用のライディングパンツは、夏用に作られたライダー向けのパンツです。
半ズボンは火傷のおそれがあるため着用は避けたほうが良いですし、長ズボンのジーンズなどは暑いですよね。そこでおすすめなのが夏用のライディングパンツ。
夏におすすめのライディングパンツの素材は、メッシュ生地が使われたライティングパンツです。メッシュ素材のみのものから、おしゃれなジーンズ生地+メッシュ素材で作られたテキスタイルジーンズのものまで、いろいろな種類のパンツがあります。
夏用グローブ・冷感インナーグローブ
次にご紹介するのが、グローブの暑さ対策です。
夏用グローブ
夏用グローブは、薄手の素材でできたグローブです。冬用と比べると、かなり通気性は良く作られています。
冷感インナーグローブ
冷感インナーグローブは、グローブの中に着用するインナーグローブです。夏用には冷感タイプがおすすめで、夏用のグローブと合わせて使用すると、涼しく快適なグローブになります。
ヒップシートカバー
次にご紹介するのが、車体側の暑さ対策です。
ヒップシートカバー
ヒップシートカバーは、バイクの座るところに着用するシートカバーです。夏はどうしても車体が熱くなりやすく、シート部分も熱くて座りにくいことがあります。ヒップシートカバーを着用しておけば、熱くて座れない!なんてことは無くなりますよ。
塩分補給飴や水分補給、ハンディファンや制汗シート
次にご紹介するのが、ツーリングに持っていきたい暑さ対策の小物です。
塩分補給飴
夏にツーリングに行く際は、熱中症対策のために塩分補給飴を携行するようにしましょう。汗をかくと体中の塩分、ミネラルが体外にでてしまいます。飴を舐めるだけで補給することができるので、休憩の度に水分補給と合わせて舐めるといいでしょう。
水分補給
夏にツーリングに行く際は、水分補給できるものを必ず携行するようにしましょう。ペットボトル、水筒などをカバンの中に入れておけば、休憩のときにもサッと水分を補給することができます。
ハンディファン
夏にツーリングに行く際は、ハンディファンの携行がおすすめです。休憩の際、とても手軽にクールダウンすることができます。
制汗シート
夏にツーリングに行く際は、制汗シートを持っていくといいでしょう。どれだけ暑さ対策をしても、汗を全くかかないようにすることはできません。どうしても汗をかいてしまいます。汗でべたべたしている身体を制汗シートで拭くことで、手軽に快適な状態にすることができます。肌がサラサラになるうえに、汗の匂い対策もできるので、一石二鳥の商品です。
真夏にバイクに乗っていて少しでもふらふらしたらすぐに路肩に寄せて停めよう
真夏にバイクに乗っていて、少しでも視界や身体がフラフラしたら、すぐに路肩に寄せて停めましょう。
身体が脱水状態になっている可能性があります。
- 水分補給
- 日陰で休む
- 体を冷やす(主に首や脇を冷やす)
すぐに上記の対策をし、しっかりと休憩をとるようにしましょう。
前日や走行前には熱中症予防情報サイトをチェックしよう
ツーリングに行く際は、事前の天気チェックもしっかりと行うようにしましょう。
特に真夏は、日によって危険な暑さの日もあります。
前日や走行前には、熱中症予防情報サイトをチェックするようにし、あまりに危険な暑さの場合は、日程を改めるなり、休憩を多くとるなり、しっかりと暑さ対策をとるようにしましょう。ツーリングコースも臨機応変に対応し、コンクリートジャングルのような都会ではなく、植物の緑が多いところに行くなど、目的地を変えるのもいいかもしれません。コンクリートの照り返しは、私達が思っている以上に強いため、暑い日にコンクリートだらけのところに行くと、熱中症のリスクも高まります。暑いところに行く際は、水分補給や塩分補給などの対策を必ず忘れないようにしましょう。
まとめ:しっかりと暑さ対策をしてツーリングを楽しもう!
暑さ対策にはいろいろな種類があることがわかりました。
できるだけ暑い時間を避けたり、バイクを日陰に停めたりして、バイクの車体をあまり熱くさせないようにする対策や、長そで長ズボンを履いたり、暑さ対策グッズを活用したりする自分自身の対策など、いろいろな方向から考えた暑さ対策方法があります。
「首、手首、足首を冷やすといい」のは勉強になったな
環境省が熱中症予防情報サイトを随時更新しているのも知らなかった!
暑さ対策をしっかりとすれば、真夏のツーリングも楽しむことができます。
何よりも一番大事なのは自分の身体です。しっかりと対策をして快適で楽しいツーリングにしましょう!