- ホンダのフュージョンを手放そうか迷っている
- バイクを高く売るポイントはある?
このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、
- ホンダフュージョンについて
- ホンダフュージョンの買取相場価格
- ホンダフュージョンのバイク買取番長の買取実績
- 高値がつく可能性があるフュージョンの状態
- ホンダフュージョンを高く売るポイント
などについて解説しています。
ホンダのフュージョンを手放そうか迷っている人はぜひ最後まで読んでくださいね。
ホンダフュージョンとは?
ホンダフュージョンとは、1986年4月17日に発売された250ccスクーターです。
北米仕様のヘリックス(HELIX)として輸出もされており、海外でも販売していた車両モデル。
「二人でゆったり走れる」というキャッチフレーズの通り、タンデム走行や長距離走行に適した、安定性のあるロングボディが特徴のバイクです。
主要諸元(型式:MF02) | |
---|---|
全長×全幅×全高(m) | 2.265×0.745×1.355 |
軸距(m) | 1.625 |
最低地上高(m) | 0.145 |
シート高(m) | 0.665 |
車両重量(kg) | 168 |
乾燥重量(kg) | 155 |
乗車定員(人) | 2 |
燃費(km/l) | 45.5(50km/h定地走行テスト値) |
エンジン形式・排気量 | 水冷4サイクルOHC単気筒・244cm3 |
内径×行程(mm) | 72.0×60.0 |
圧縮比 | 10.0 |
最高出力(PS/rpm) | 20/7,500 |
最大トルク(kg-m/rpm) | 2.2/5,500 |
始動方式 | セルフスターター |
点火方式 | CDI |
燃料タンク容量(L) | 12 |
変速機形式 | 無段変速(Vマチック) |
タイヤサイズ(前/後) | 前:4.00-12-4PR/後:120/90-10 65J |
ブレーキ形式(前/後) | 前:油圧式ディスク/後:機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前/後) | 前:ボトムリンク式/後:ユニットスイング |
フレーム形式 | アンダボーン |
乗り心地のよいロングボディと大型トランクルームが魅力のスクーター
ホンダフュージョンの魅力は、乗り心地のよいロングボディと大型の大容量トランクルームです。
「1986年発売当初にオプションとして販売されていた専用ヘルメットであれば2個もヘルメットが入る」という大容量さがうけ、使い勝手が良いと瞬く間に人気になりました。
トランクルームはLPレコードも入る大きさで、ビックスクーターブーム&レコードブームの後押しもあり、おしゃれな大人が乗るバイクとして一度目の販売終了後に中古車市場が加熱していきます。
フュージョンは、1986年販売当初よりも、一度目の販売終了後のほうが需要が爆発的に増加したモデルです。
じわじわとファンを増やし、他にはないフォルムと安定性、使い勝手の良さでビックスクーター愛好家たちの心を鷲掴みにしました。
ビックスクーターブームをうけて2003年に復刻販売
1997年に一度生産が終了したフュージョンですが、ビックスクーターブームで中古車人気が高まり、再評価されて需要が大幅に高まったことでメーカーが復刻販売を決心し、復活を果たしました。
再生産、復活をするということは、よほどの人気と再販希望がなければ叶うものではありません。
この再販という偉業は、いかにビックスクーターブームでのフュージョン人気が勢いのあるものだったかを表しています。当時は、スポーツモデルのビックスクーターが多い中、タンデム走行でも長距離走れるよう乗り心地に特化したフュージョンは唯一無二のスタイルでした。足つき性もよく、直進安定性もよいため、高速での走行も全く苦になりません。大型バイクではなく250ccでここまで長距離ツーリングに適したバイクは他にはないでしょう。
2003年に復活したフュージョンは、マイナーチェンジや限定発売モデルを出しながら2007年の20thアニバーサリーモデルを最後にその歴史に幕を閉じました。
ホンダフュージョンの買取相場価格
ホンダ・フュージョンの買取相場価格は10,000〜300,000円です。
不明 | 15,000〜19,999km | 357,820円 |
不明 | 30,000〜49,999km | 15,000円 |
不明 | 25,000〜29,999km | 10,000円 |
不明 | 30,000〜49,999km | 10,000円 |
2005年 | 25,000〜29,999km | 10,000円 |
ホンダフュージョン バイク買取番長の買取実績
バイク買取番長での買取実績は15,000円です。
不明 | 30,000〜49,999km | 15,000円 |
中古車市場のフュージョンはカスタム車が多いためノーマル車は貴重
ビックスクーターブームのなかフュージョンを購入して所有していた人には、カスタムをおこなっていたオーナーが数多くいます。
そのため、中古車市場に出回っているのはほとんどがカスタム車です。
ノーマル車で保存状態のよい車両はほとんど出回っていないため、車庫などに保管していたノーマル車は大変貴重です。
買取価格も交渉する余地があるでしょう。
カスタム車でも、センスの良いカスタムをしていたり、有名メーカーの部品を使っているのであれば、部品の保証書などを提示できるよう用意しておきましょう。
査定の際にプラスになる可能性があります。
また、限定モデルや上位グレードのモデルも希少価値が高いため、良い状態で保管がしてあるのであれば査定時に交渉してみましょう。
年式が新しく走行距離の少ない保存状態の良い車両は高値がつく可能性あり
年式が新しく、走行距離の少ない、保存状態の良い車両は高値がつく可能性があります。
特に復刻販売後の最終後期型の車両は、保存状態が良い程高値が付く可能性があります。
中古車市場に出回っている車両は屋外保管が多いため、経年劣化をしたそれなりの状態のものが多いのが実情です。
そのため、年式が新しく、走行距離の少ない、保存状態の良い車両は高値を期待することができます。
屋内保管してある車両であれば、屋外保管されていた車両よりも査定金額は期待することができるでしょう。
ホンダフュージョンを高く売るためのポイント
所有しているフュージョンはそこまで状態が良くないんだよね…そんな方も諦めることはありません。
誰でも行うことができる、ホンダフュージョンを高く売るためのポイントを4つお伝えします。
査定前に車両を綺麗にしておく
ホンダのフュージョンを高く売るために、査定前には車両を綺麗にしておくようにしましょう。
サビが出ているようであれば、少しサビを綺麗にしてみたり、ホコリをかぶっているようであれば洗車をするなど、できる範囲でかまいません。
ほこりだらけ、傷だらけ、さびだらけの車両よりも、きれいな状態の車両のほうが査定するほうも気持ちが良いですよね。
それに、査定する際のポイントの車両の保存状態の良し悪しにも関わってきます。
自分自身も、汚れたまま手放すよりも、綺麗にしてから手放したほうが気持ちよく送り出すことができます。
バイクを手放す際は、査定前に、車両を綺麗にしておくようにしましょう。
売却時に必要な書類が揃っているかを確認しておく
ホンダフュージョンを高く売るために、売却時に必要な書類が揃っているかは確認しておくようにしましょう。
フュージョンは250ccなので、売却時には以下の書類が必要になります。
- 軽自動車届出済証(自分で廃車手続きをした場合は軽自動車届出済証返納証明書)
- 自賠責保険
- 身分証明書
- 印鑑
よくあるのが、軽自動車届出済証を紛失してしまっているケースです。
車両の中にしまっておけばよいのですが、なかなか使用する機会がないため、何回か引っ越しをしている人だと、実際に必要な場面になるまで紛失していることに気づかない人もいます。
紛失してしまった場合は、陸運支局で軽自動車届出済証の再発行が必要です。
書類さえ揃っていれば、査定にきてもらったときにバイクの引取と書類手続きをすべて済ますことができますが、紛失してしまうと名義変更の手続きなどがそのぶん遅くなります。
査定依頼をする時期によっては翌年の税金がかかってしまうこともあるため、書類の確認は早めに済ませておくようにしましょう。
査定が来る前にエンジンがかかるかをチェックしておく
ホンダのフュージョンを高く売るために、査定が来る前にはエンジンがかかるかをチェックしておくようにしましょう。
エンジンがかからないと、不動車としての買取になってしまいます。
エンジンがかかるか、かからないかは、査定にも関わるため、重要なポイントです。
バッテリーあがりなどであればバッテリーを交換したり充電したりして、スムーズにエンジンがかかるようにしておくようにしましょう。
そろそろ手放そうか迷っているという人は、長期間放置してしまう前に査定を依頼するのもよいでしょう。手放そうと思ったときが手放しどきです。長期間乗らなくなってしまうと、不動車としての買取になるケースが多いため、乗れる状態のうちに査定に出したり、乗らなくてもこまめにエンジンだけはかけるなどの対策はするようにしましょう。
査定前に買取相場価格を確認して把握しておく
ホンダのフュージョンを高く売るために、査定前には買取相場価格を確認して把握しておくようにしましょう。
今はインターネットで簡単に相場価格を確認することができます。
買取査定業者のなかには、相場よりもかなり安い価格を提示してくるところもいます。
買取相場価格を把握しておくことで、そのような業者対策にもなりますし、査定額を交渉する材料にもなります。
愛車を手放すのですから「あぁもうちょっと高く売りたかったな」などの後悔をしない取引をするためにも、買取相場価格は予め確認しておくようにしましょう。
売却の際は査定対応のよかった業者と取引をするようにしよう
売却の際は、査定対応がよかった業者と取引をするようにしましょう。
査定提示価格はもちろん大事です。そして、査定対応の良さも査定額と匹敵するぐらい重要なポイントです。
査定対応が丁寧な業者は、車両を引き上げてからも、丁寧なやりとりを期待することができます。
何日までに名義変更をするという約束をしたら、その約束はしっかり守ります。
なにかイレギュラーなことが起きて納期に遅れそうであれば、しっかりと連絡もしてくれます。
しかし、査定に来たときの対応が雑だったり、横柄な業者は、その後の仕事も雑なものです。いつまで経っても名義変更完了の知らせが来なかったり、連絡をしてもなかなか折り返してこないなど、いろいろなトラブルにつながるおそれがあります。
少しでも「この人ちょっと嫌な感じがするな」「なんかこの人の対応いやだな」と感じたら、その業者と取引をするのはやめておきましょう。人間の第六感は意外と当たるものなので、直感でいやだなと感じた人とは取引をしないほうが今後のためです。
売却の際は、査定額だけでなく査定時の対応の良し悪しも加味して取引業者を決めるようにしましょう。
まとめ:しっかりと取引業者選びして、気持ちよくバイクを手放そう
ホンダのフュージョンは、ビックスクーターブームで人気を博した車種です。
ビックスクーターブームが去ったいまでも需要はあります。
高く手放すためのポイントを抑えて、良い取引業者選びをし、手放すときは気持ちよくバイクを手放すようにしましょう。