【ホンダ】ジャイロXの買取相場

買取相場価格

ホンダ ジャイロX
※ホンダ公式HPからのスクリーンショット

ホンダのジャイロXは、配達などのビジネスユースで人気のバイクです。

車で入っていくには狭すぎるという入り組んだ街なかをデリバリーで走り回るには、フロント1輪リア2輪という特殊な構成がバッチリハマったようです。

しかしジャイロXは、元々は様々なレジャーシーンで使用されることを想定して発売されたバイクなんですね。

はからずも、最近はジャイロXでオフロードを走破するなど、オリジナルの目的に沿った用途で活躍するのを見かけるようになりました。

そんな紆余曲折を経たジャイロXの買取相場はどうなっているのでしょうか。

当店の買取実績を概観しながら分析していきたいと思います。

ジャイロXの買取実績

車種名 型式 走行距離 買取価格
ジャイロX TD02 2909km 160,000円
ジャイロX TD02 2750km 160,000円
ジャイロX TD02 5km 160,000円
ジャイロX TD02 274km 160,000円
ジャイロX TD02 127km 160,000円
ジャイロX TD02 4715km 80,000円
ジャイロX TD01 4225km 80,000円
ジャイロX TD02 1134km 72,000円
ジャイロX TD01 4km 72,000円
ジャイロX TD02 5,268km 64,000円
ジャイロX TD01 14812km 64,000円
ジャイロX TD01 637km 64,000円
ジャイロX TD01 39640km 56,000円
ジャイロX TD02 2413km 56,000円
ジャイロX/td> TD02 20,551km 56,000円

ジャイロX買取相場の傾向と対策

上の表から、ジャイロXの買取相場の傾向と対策を検討していきたいと思います。

まず第一に目につくのが、1位から5位までの、160,000円という高額買取になっているものです。

これらはすべて型式がTD02となっています。

ジャイロXは1982年に発売され、当初の型式はTD01でした。

その後長らく型式は変わりませんでしたが、2008年にTD02へと変更されたのです。

この際の主な変更点は、エンジンが4ストロークになったこと、タイヤがチューブレス化したこと、ホイールがアルミ製になったこと、などです。

しかし、最も大きな変更点は、価格が12万円ほど上がったことです。

定価が12万円も上がったのですから、買取価格が上がるのも当然というものです。

では、そうなるとTD02の独壇場かというと、そうでもありません。

表中の15台中、5台はTD01が健闘してランクインしているのが確認できると思います。

走行距離が極端に短いものもありますが、なかには4万キロ近く走行している車両もあります。

TD01という古い型式で、走行距離も多いにも関わらず、この車両はなぜ買取価格が高かったのでしょう。

その理由は、完成度の高いカスタムを施されていたからです。

TD01は旧型とはいえ、2ストロークのエンジンを搭載しています。

ジャイロXは50ccですから、4ストロークだとやはり走りに不満が残るところかと思います。

そこで、エンジンは元気な2ストロークで、外観にはこだわりのカスタムが施されていて、美しく保たれているとなると、これもまた買取価格が高くなるのは必然と言えるかもしれません。

ここまでの内容をまとめますと、①型式がTD02のもの(特に走行距離が短いもの)はかなりの高額買取が期待でき、②型式がTD01でも完成度の高いカスタムを施されているものは、5万円から8万円程度での買取が見込まれる、ということになります。

ジャイロXの歴史と魅力

先程も少し触れましたが、ジャイロXは1982年に発売されました。

今でこそ、まるっきりビジネスバイクといった扱いですが、意外なことに当初のコンセプトは、マルチパーパスのレジャー向きのバイクというものでした。

たしかに、3輪で安定感が高いゆえに、2輪だと侵入することをためらうような場所でもガンガン入っていけちゃう気がしますよね。

しかし、実際注目されたのはその積載性の高さでした。

2輪特有の多くの荷物を運べないという問題と、4輪特有の駐車が困難という問題を一挙に解決できるソリューションとして、ジャイロXに白羽の矢が立ったというわけです。

そうした市場の動向を察知したホンダは、ジャイロXのコンセプト自体をビジネスユースのものであると再定義し、よりビジネスシーンに特化したジャイロUPや、ジャイロキャノピーといった派生モデルも発売していきます。

そのようにして、ビジネスバイクとしての地位を確固たるものとしたジャイロXですが、近年になって改めてそのポテンシャルに注目が集まり、レジャーシーンで使用されることが増えてきたようです。

たとえば、ゆるキャン△の影響か、原付でちょっとしたキャンプに行くという遊び方がありますが、ジャイロXの積載性はまさにその用途にピッタリと言えるでしょう。

荷物は当然バッチリ積載できますし、キャンプ地までにちょっとした悪路があってもへっちゃらというわけです。

また、ミニカーやトライクとして登録することで、ヘルメットを着用せず乗車することができるという裏技的な方法を楽しんでいる方も少なからずいらっしゃるようです。

ここに来て、ホンダの当初のコンセプトが見直された形になったわけです。

さすがはホンダ、先見の明があったということでしょうか。

ともあれ、ビジネスユースのみならず、レジャーシーンでもおおいに楽しむことのできるジャイロX、駆け抜ける喜びとはまた一味違うバイクの楽しみ方を満喫できる楽しい1台です。

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