バイクにUSB電源は必要?メリット・デメリットや取付方法を解説します

  • バイクにUSBは必要なのか?
  • バイク用USBって自分でつけれるの?
  • バイク用USBの取り付けはいくらぐらいかかる?

このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では

  • バイク用USBを取り付けるメリット・デメリット
  • バイク用USBの取り付け費用目安
  • バイク用USBの取り付け方
  • バイク用USBのおすすめ商品2選

などを解説しています。

バイク用USBの取り付けを迷っている人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

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目次

バイクにUSB電源を取り付けるメリット

バイクにUSB電源を取り付けるメリットは2つあります。

  • スマートフォンなどの電子機器が充電できる
  • キャンプツーリングのときに便利

スマートフォンなどの電子機器が充電できる

バイクにUSB電源を取り付けると、スマートフォンなどの電子機器を充電することができます。

ツーリングで長時間ナビアプリや音楽アプリを起動したまま使用し続けると、スマートフォンは通常より早く電池が切れてしまいます。電池の消耗が早い原因は、ナビアプリの重さとGPSの起動です。

バイクにUSB電源がついていると、走行しながら充電をすることができるので、充電切れを起こすリスクを減らすことができます。

スマートフォンだけでなく、モバイルバッテリーやタブレットなども充電することができます。

エンジンがかかっている間は充電できるので、アイドリングで充電をし続けることも可能です。

キャンプツーリングのときに便利

バイクにUSB電源を取り付けておくと、キャンプツーリングのときに便利です。

バイク移動での1泊2日、2泊3日のキャンプツーリングは屋外で寝泊まりをするため、充電をする場所が限られています。充電しないといけない電子機器が何個もある場合は、モバイルバッテリーを何個持っていっても足りません。そのためバイク走行中に充電できるUSB電源はとても重宝します。

「走行中にスマートフォンを充電しておく」「スマートフォンの充電が充分にできたら次はモバイルバッテリーを充電しておく」ことで、電子機器の充電切れを起こすことなくキャンプツーリングを楽しむことができます。

バイクにUSB電源を取り付けるデメリット

バイクにUSB電源を取り付けるデメリットは2つあります。

  • 費用がかかる
  • 自分で取り付けをするには知識と工具が必要

費用がかかる

バイクにUSB電源を取り付けるには、費用がかかります。自分で取り付ける場合は部品代、取り付けてもらう場合は部品代と作業代がかかります。

部品代と作業代合わせて8,000円〜18,000円ぐらいが相場です。

ただし、工場によって作業代の設定金額は違うため注意が必要です。車種によっては取り付けが難しく料金が追加になったり、取り付け方によっては配線加工が必要な場合があるため、一度「どの部品を」「どのように取り付けたいか」を作業依頼予定の工場に相談することをおすすめします。

自分で取り付けをするには知識と工具が必要

自分でバイクにUSB電源を取り付けるには、知識と工具が必要です。

初心者でも簡単につけれるように説明書が入っているものもありますが、イチから工具を揃えるとさらに費用がかかります。

これから自分でいろいろな取り付けや整備をしていこうと思っているのであれば工具を揃えるのもいいですが、今回のUSB電源取り付けのためだけに全部揃えるのであれば、作業を整備工場にお願いしたほうが、安全かつ確実に取り付けることができます。

工具を購入すると、工具をおいておく場所も必要になりますので、今後のことも考えたうえで自分で取り付けるか整備工場に依頼をするか検討してみるといいでしょう。

バイク用USB電源を選ぶポイント

バイク用USB電源にはいろいろな種類の商品があります。たくさん種類がありすぎて、どのバイク用USB電源を選べばいいのか迷いますよね。

そこで、バイク用USB電源を選ぶポイントを2つご紹介します。

防水機能がついているか

バイク用USB電源を選ぶときは、防水機能がついているかを確認しましょう。

バイクに乗っていると、思わぬ雨や水しぶきに遭遇することがあります。バイクに乗るときに必ず晴れているとは限りません。天気予報が晴れだったとしても、ゲリラ豪雨に見舞われる可能性もあります。海辺や水辺へツーリングに行き、水を被ってしまう可能性もあります。防水機能がついていない商品を選んでしまうと、濡れてしまった場合に故障してしまうおそれがあります。

思わぬ水のトラブルに備えて、バイクに取り付けるUSB電源を選ぶ際は、防水機能の有無を確認するようにしましょう。

ケーブルの長さは充分か

バイク用USB電源を選ぶときは、ケーブルの長さが充分かどうかを選ぶようにしましょう。

大型バイクの場合は、ケーブルの長さが足りなくなってしまう場合があります。バイクの車種、取り付け方法、電源をどこからとるか、配線の取り回し方によって必要な長さは変わります。中型バイクであればそこまで心配はいりませんが、カスタムされているバイクなど、規格外の車両は注意が必要です。

長さが怪しいなと思ったら必要なケーブルの長さを計算してから、商品を購入するようにしましょう。

バイク用USB電源の取り付け方

バイク用USB電源の取り付け方を簡単にご紹介します。

ブレーキスイッチに取り付ける場合

(デイトナのUSB電源はブレーキスイッチから電源をとることを推奨しています)

STEP
検電テスターで電源をとる配線を点検する

国産車であればほとんどの車両が、平型端子で配線が2本でています。どちらの端子からプラス電源をとるかを検電テスターで点検します。片方の平型端にプラスの検電テスターをあてて、検電テスターのマイナス側をボディアースなどのアースポイントにあてます。反応があったほうが電源をとれる端子です。

国産車であればほとんどの車両が、平型端子で配線が2本でています。どちらの端子からプラス電源をとるかを検電テスターで点検します。片方の平型端にプラスの検電テスターをあてて、検電テスターのマイナス側をボディアースなどのアースポイントにあてます。反応があったほうが電源をとれる端子です。

電気の流れがプラス⇒マイナスだと検電テスターは反応します。マイナス⇒マイナスの組み合わせの場合は反応しません。上記の作業は、ブレーキスイッチのカプラからでている平型端子2つのうち、どちらがプラス端子なのかを調べる作業です。

同時にボディアースをとれるところも点検しておくとよいでしょう。バイク用USB電源の取付部から近いところで、ボディアースがとれるところを調べておくと、後ほど配線の取り回しや本体の取り付けをするときに役に立ちます。

STEP
ハンドルにUSB電源本体を取り付ける

ハンドルにUSB電源本体を取り付けます。主な使用方法がスマートフォンの充電であれば、ハンドル部につけると使い勝手がよく便利です。ハンドルに取り付ける人がほとんどですが、別の場所に取り付けたい場合は取付部によっては加工をしながら、取り付けをします。

STEP
配線を上手く取り回しながら、電源を取り出す。マイナスの配線も取り付ける

ブレーキスイッチから電源をとるタイプの、デイトナの商品であれば、分岐用配線が付属品で入っているためこれを使うと簡単に取り付けることができます。

STEP
作動確認をする

しっかりと作動をするか、充電ケーブルをつないでスマートフォンを充電して作動確認をします。充電ケーブルをつないでスマートフォンが充電されれば作業終了です。

バッテリー直結で取り付ける場合

STEP
ハンドルなど取り付けたい場所にUSB電源本体を取り付ける
STEP
USB電源配線のプラス端子をバッテリーのプラス端子に、マイナス端子をバッテリーのマイナス端子に取り付けます。

USB電源配線のマイナス端子の相手は、バッテリーのマイナス端子ではなくボディアースでも大丈夫です。しっかりとアースに落ちていればUSB電源は作動します。

STEP
作動確認をする

しっかりと作動をするか、充電ケーブルをつないでスマートフォンを充電して作動確認をします。充電ケーブルをつないでスマートフォンが充電されれば作業終了です。

バッテリー直結の取り付けはバッテリー上がりを起こす可能性がある

バッテリー直結の取り付けは、電源が取りやすく作業工程も少ないため、初心者によく使われる方法です。

しかし、バッテリー直結の取り付けは、バッテリーあがりを起こす可能性があります。

取り付けの不備で漏電したり、配線が燃えてしまったり、作業途中でショートして車両の部品を壊してしまうなどのリスクもあります。自分で作業する場合は、取付要領書をよく読み、気をつけて作業をするようにしましょう。

バイク用USB電源の取付工賃目安

バイク用USB電源の取り付け費用目安はどのくらいなのでしょうか。

バイク用USB電源の費用目安ですが、部品代は2,000〜5,000円前後、作業代は5,000〜13,000円前後が相場です。

作業を依頼する工場によって作業金額は前後します。

自分でインターネットや中古サイトで部品を購入し、持ち込んで取り付けて貰う場合は、持ち込み料がかかります。持ち込んだ部品が壊れていたり、部品が足りない、つかない部品を持ち込まれる、などのリスクがあるためです。

整備工場にもよりますが、作業を依頼する工場で部品を購入し作業した場合と、部品を持ち込んで作業をした場合の作業代は、約1.5〜2倍ぐらいの価格差があります。始めから部品の取り付けを依頼するつもりであれば、安易にインターネットや中古サイトで部品を購入せず整備を依頼する工場で用意してもらうようにしましょう。

おすすめのバイク用USB電源2選

おすすめのバイク用品USB電源を2つご紹介します。

デイトナ バイク電源USB1ポート 93039

出典:amazon

バッテリー直結タイプのデイトナ1口タイプのバイク用USB電源です。コストパフォーマンスがよく、取り付けも簡単に行うことができる人気の商品です。

デイトナ バイク専用電源スレンダーUSB2ポート98438

出典:amazon

ブレーキスイッチから電源をとるタイプのデイトナ2口タイプのバイク用USB電源です。スリムな形で省スペースなのと、付属品で簡単にブレーキスイッチから電源をとることができるのが人気の商品です。

取り付けを迷うならまずはモバイルバッテリーを持ってツーリングに行ってみよう

バイク用USB電源は、つけると便利なものだというのがわかりました。

だけど、本当に必要なのだろうか…。このように悩むようであれば、まずはモバイルバッテリーを持って一度ツーリングにいってみてはいかがでしょうか。

USB電源は、走行中充電ができてとても便利です。しかし近距離のツーリングしか行かない人や、バイクに乗る頻度が極端に少ない人など、USB電源をつけなくてもモバイルバッテリーで充分な場合もあります。

自分がどのようなバイク生活をおくっているのかを考え、取り付けに迷うようであれば、まずはモバイルバッテリーを持ってツーリングにいってみましょう。

まとめ:バイクにUSB電源をつけて楽しく充実したツーリングにしよう!

バイク用USB電源は取り付けをするととても便利なものです。配線加工をしなくても自分で取り付けられるように取り付けやすい付属品などがついている商品もあります。自分で取り付けが難しいようであれば、無理せず、バイクショップに一度相談をしてみてはいかがでしょうか。バイクショップスタッフの人が優しく教えてくれます。

バイクにUSB電源をつけて、今までより楽しく充実したツーリングにいきましょう。

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