長年みんなから愛されているホンダのスーパーカブ50。
この記事ではホンダスーパーカブ50の買取相場や高く売るコツをご紹介します。
ホンダスーパーカブ50とは?
ホンダ スーパーカブ50とは、ホンダが販売している50ccの原付バイクです。
スーパーカブシリーズは60年以上の長い歴史があります。
1958年にスーパーカブシリーズの元祖となるスーパーカブC100が発売され、そこから途切れることなく発売され続けているロングセラーモデルです。
1958年にスーパーカブC100が発売され、その後1966年にはOHCの新エンジンを搭載したスーパーカブ50が発売されました。
1966年は、全モデルのボディデザインチェンジと新エンジンが搭載された年で、スーパーカブが生まれ変わった年と言われています。
この年に発売されたスーパーカブたちは通称「スーパーカブ第2世代」と言われています。
1966年に発売されたスーパーカブモデルは、ウインカーレンズにはS600と同デザインのフラッシャーレンズが採用され、テールランプやスピードメーターも大型化されるなど、従来のスーパーカブモデルに安全性、機能性を向上させて、満を持しての発売でした。
OHCの新エンジンを搭載したことで、耐久性や動力性能や燃費も向上し、スーパーカブはさらに確固たる地位を築いていきます。
ホンダスーパーカブ50の買取相場
ホンダスーパーカブ50の買取相場は、5,000円〜15万円です。
年式や走行距離、バイクの状態によって買取価格は変動します。
年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|
2018年 | 〜99㎞ | 150,000円 |
2009年 | 1,000〜2,999㎞ | 140,000円 |
2020年 | 100〜999㎞ | 130,000円 |
2020年 | 1,000〜2,999㎞ | 110,000円 |
不明 | 100〜999㎞ | 105,000円 |
2008年 | 5,000〜9,999㎞ | 80,000円 |
2018年 | 5,000〜9,999㎞ | 80,000円 |
2016年 | 5,000〜9,999㎞ | 80,000円 |
2012年 | 100〜999㎞ | 76,000円 |
2019年 | 3,000〜4,999㎞ | 65,000円 |
不明 | 5,000〜9,999㎞ | 50,000円 |
2007年 | 15,000〜19,999㎞ | 50,000円 |
不明 | 15,000〜19,999㎞ | 50,000円 |
2012年 | 3,000〜4,999㎞ | 50,000円 |
2020年 | 10,000〜14,999㎞ | 45,000円 |
1997年 | 10,000〜14,999㎞ | 30,000円 |
不明 | 50,000〜99,999㎞ | 29,000円 |
不明 | 不明 | 20,000円 |
不明 | 15,000〜19,999㎞ | 20,000円 |
不明 | 3,000〜4,999㎞ | 20,000円 |
不明 | 10,000〜14,999㎞ | 20,000円 |
不明 | 不明 | 10,000円 |
不明 | 5,000〜9,999㎞ | 10,000円 |
不明 | 100,000㎞〜 | 10,000円 |
2019年 | 100〜999㎞ | 8,000円 |
不明 | 30,000〜49,999㎞ | 5,000円 |
2000年 | 不明 | 5,000円 |
ホンダスーパーカブ50 バイク買取番長の買取実績
バイク買取番長での、ホンダスーパーカブ50の買取実績です。
年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|
不明 | 3,000〜4,999㎞ | 20,000円 |
不明 | 不明 | 10,000円 |
2000年 | 不明 | 5,000円 |
1966年から今なお世界中で愛されているスーパーカブ50
1966年の発売開始から、今なお世界中で愛されているスーパーカブ50。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアと販路をひろげ、現在も世界各国で販売されています。
世界中で愛されているスーパーカブシリーズは、2017年に世界累計販売台数1億台を突破しました。この記録は、単一シリーズでの原動機付きバイク生産台数の世界最高記録です。
ここまで長い年月世界中で愛され続けている原付モデルはスーパーカブだけです。まさに唯一無二のモデルだといえるでしょう。
耐久性と燃費の良さが魅力で長期間乗っている人も多い
スーパーカブの魅力といったら、なんといってもその耐久性と燃費の良さです。
カブはビジネス使用を視野に入れて開発されているため、エンジンも丈夫です。ちょっとやそっとじゃ壊れません。「カブは壊れにくい」というのは都市伝説ではなく事実です。
燃費に関しても、他車種と比べても桁違いの燃費の良さを誇っています。現行型のカタログ燃費は105km/lと経済的です。
スーパーカブ50の中古車市場の需要も安定している
スーパーカブ50は、中古車市場の需要も安定しているためあまり値崩れをしません。
需要が安定しているのには理由があります。
- 業務用に一括で数十台購入するケースもある
- 個人で所有するファンも多い
上記の理由は、ロングセラーモデルのカブならではです。
業務用に法人で一括に数十台購入するケースもある
業務用に法人が一括に数十台も購入するケースがあるため、カブの需要は無くなりません。しかも法人の一括購入は日本だけではなく世界中からです。
もちろん新車で購入するのが一番良いですが、なんせカブは壊れにくい。中古バイクとして市場に出回っているバイクも、まだまだ十分走れる車両ばかりです。少し調子が悪くても、流通している部品も多いため、修理をすればまだまだ走れます。部品代もそこまで高くはありません。
壊れにくいカブだからこその、安定需要といえます。
個人で所有するファンも多い
カブには個人で所有するファンも多いため、カブの需要は無くなりません。
カブといえば、新聞配達や郵便配達のビジネス用というイメージがある人もいるかと思いますが、個人で所有する人も多いのがカブの魅力。
現行の50ccカブには「スーパーカブ50」「スーパーカブプロ50」「クロスカブ50」があります。
すでに生産は終了していますが、1997年から2017年にはリトルカブというモデルも販売されていました。スーパーカブ50のホイールを小さくし足つき性能を良くしたモデルです。
カブ=商用バイク、ではなく個人ユーザー向けのモデルも多く販売されています。
状態の良いフューエルインジェクションタイプのスーパーカブ50は高値がつく傾向があります
スーパーカブ50は、発売当初のモデルから長年キャブレター車でしたが、排ガス規制に伴い2007年より電子制御燃料噴射システム「PGM-FI」(インジェクション)を採用しています。電子制御燃料噴射システムとは、コンピューター制御で燃焼の供給を行うシステムのことです。キャブレターもインジェクションも、どちらも燃料噴射装置のことですが、キャブレターとインジェクションは噴射方法が違います。「キャブレターは機械的にガソリンを噴射する装置」であるのに対し、「インジェクションはコンピューター管理でガソリンを噴射する装置」です。
インジェクター車はキャブレター車よりも始動性が高いのが特徴で、キャブレター車だと始動が難しかった冬の寒い日の始動も簡単に行うことができます。
インジェクション車は年式も新しい車両が多いため、高値がつく傾向があります。状態が悪い場合は査定額が低くなる可能性もありますので注意が必要です。
インジェクションのバイクのほうが年式が新しいから値段はつきやすいけど、なかには「キャブレター車しか乗りたくない!」っていう人もいるしな。キャブ車が需要ないわけではない
キャブレターファンは一定数いるよね!
多少年式が古くても高グレードタイプなら値段がつく可能性があるので一度買取査定に出してみましょう
多少年式が古くても、高グレードや特別モデル(周年記念車など)であれば、値段がつく可能性があります。どうせ値段つかないだろうしな…と解体や廃車にはせず、一度査定に出してみましょう。知らぬ間にプレミア価格がついていたり、コアなファンの人からの需要があることも。
アニメやドラマで取り上げられ、人気が爆発的に再燃することもあります。
年式が古いからと諦めずに、一度査定に出してみるようにしましょう。
2020年にはアニメ映画「天気の子」の劇中でピンクのスーパーカブが登場してたし、2021年にはアニメ「スーパーカブ」が話題になっていたな
2年連続人気アニメに登場するスーパーカブって凄いよね
高く売るために、買取査定に出す前にやっておきたいこと
愛車を高く売るために、買取査定へ出す前にやっておきたいことを4つご案内します。
- エンジンがかかるかチェックしておく
- バイクをきれいにしておく
- 買取相場をチェックしておく
- バイクの書類を準備しておく
エンジンがかかるかチェックしておく
バイクを買取査定に出す前に、エンジンがかかるかどうかをチェックしておくようにしましょう。
エンジンがかからないと「不動車」としての買取になります。
基本的に不動車は査定額が下がります。エンジンがかからないぶん手間がかかるからです。
少し修理をすればかかるような内容であれば、高く手放すためにもエンジンがかかるようにしておくようにしましょう。
バイクをきれいにしておく
バイクを買取査定に出す前に、きれいに掃除をしておくようにしましょう。
洗車が難しいようであれば、拭き上げるだけでも構いません。
買取査定にきてもらって、そのまま引き上げていく業者もいます。その場合は、その場が最後のお別れの場になります。
いままでありがとうの意を込めて、バイクはきれいにしてから手放すようにしましょう。
買取相場をチェックしておく
バイクを買取査定に出す前には、買取相場をチェックしておくようにしましょう。買取相場を予め知っておくことで、買取査定額の交渉がしやすくなります。即決希望価格がある程度決まっていると、当日も決めやすくなるため、買取相場は事前にチェックしておくようにしましょう。
バイクの書類を準備しておく
バイクを買取査定に出す前には、バイクの書類を準備しておくようにしましょう。
必要書類が揃っていれば、売却はそんなに面倒ではありません。売却検討時期によっては、至急必要書類を揃えないと名義変更や抹消登録が間に合わず翌年の自動車税支払い書が届いてしまう場合もあります。
原付バイクにかかる軽自動車税は、毎年4月1日時点での所有者に対して発生する税金です。
もしこの記事を読んでいるのが、1月,2月,3月であれば、早めに買取査定依頼をすることをおすすめします。
売却後のトラブルを防ぐためにも対応の良い買取業者と取引をしましょう
売却後のトラブルを防ぐためにも、対応の良い買取業者と取引をしましょう。
一括買取査定を依頼したり、相見積もりを依頼したりして、複数業者に買取査定額を提示されている場合、どこに依頼しようか決めかねてしまいますよね。
買取依頼をする業者の決定材料として、提示してくれた買取査定額が納得いくものだったかはもちろんですが、査定に来てくれたときの対応が良かった業者と取引をするようにしましょう。
丁寧な対応をしてくれた人は、最後まで丁寧な取引をしてくれます。
しかし、雑な対応をする人は、いくら高価買取額を提示したとしても、最後まで雑な仕事をします。横柄な態度をとる業者は、それがその会社の社風です。
雑な対応や、横柄な態度をとる会社との取引は売却後のトラブルにも繋がりやすいため、取引業者を決める際は買取価格だけではなく、対応の良い買取業者と取引をするようにしましょう。
まとめ:バイクを気持ちよく手放したいなら納得する価格で対応の良い業者と取引をしよう
バイクを気持ちよく手放したいのであれば、納得する価格で対応の良い業者と取引をするようにしましょう。
そのためには、売り手側の意識も必要です。手放す予定のバイクをきれいにしておいたり、必要書類をしっかりと揃えておくなど、取引がスムーズに行えるようにきちんと準備をしておくようにしましょう。
売却予定のバイクとの思い出を素敵なもので終わらせるためにも、最後の売却は気持ちの良い対応をしてくれた業者と取引するようにしましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。