- ハーレーのFXRを手放そうか迷っている
- ハーレーのFXRを高く売るコツは?
このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、
- ハーレーのFXRとは?
- ハーレーFXRの買取相場価格
- ハーレーのFXRを高く売るためのポイント
などについてご紹介しています。
ハーレーダビッドソンのFXRを手放そうか迷っている人はぜひ最後まで読んでくださいね。
ハーレーのFXRとは?

ハーレーのFXRとは、1982年〜1994年まで生産されていた1340ccの大型バイクです。
FXRスーパーグライドⅡとしてデビューをし、FXRシリーズとしてさまざまなカスタムモデルが発売されました。
ラバーマウント人気に火をつけた不屈の名車
ハーレーのFXRは、ラバーマウント人気に火をつけた不屈の名車です。
発売当初は日本国内での人気はあまりありませんでしたが、30年が経過した今、その人気に火がついています。
FXRは1982年に登場して1994年に販売が終了しました。
その後、ハーレーの周年記念として1999年にFXR2、FXR3が、2000年にFXR4が、CVOとして限定復活しました。
ハーレーFXR年式によるエンジンの違い

ハーレーFXRの年式によるエンジンの違いをご紹介します。
- 1982年〜 ショベルヘッドエンジン
- 1984年〜エボリューションエンジン
1982年〜 ショベルヘッドエンジン
1982年発売当初はショベルヘッドエンジンを搭載していました。
ロッカーアームカバーがショベルカーのショベルに似ていることが名前の由来です。
ドコドコとした躍動感のあるエンジンで、「ハーレーらしい振動が楽しめる」と定評があります。
この年式のショベルエンジンは、オルタネーター(交流)ショベル、コーンショベルとも呼ばれています。
1984年〜 エボリューションエンジン
1984年生産モデルからはエボリューションエンジンを採用しています。
ショベルエンジンの際に頭を抱えていた、オイル漏れなどのマイナートラブルを解決するために開発されました。
素材はアルミに変更され、コンピューター設計となったことで、耐久性も向上し、今までシマイナートラブルとして問題になっていたオイルもれなどの故障も減りました。
素材がアルミになったことで軽量化され、乗りやすいハーレーのモデルをたくさん生み出した時代のエンジンでもあります。
ハーレーFXRとダイナの違い

ハーレーFXRシリーズとダイナシリーズの違いをご紹介します。
FXRとダイナはラバーマウントでビックツインエンジンという共通点はありますが、プライマリーケースの長さが違うという違いがあります。
FXRの方がホイールベースが短く、操作がしやすいです。
同じラバーマウントでも、FXRは3点支持なのに比べて、ダイナは2点支持に変更されるなど、乗り心地を重視したモデルと走りを重視したモデルとの違いがあります。
FXRの買取相場価格

FXRの買取相場価格をご紹介します。
年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|
不明 | 1,000〜2,999km | 960,000円 |
不明 | 30,000〜49,999km | 955,000円 |
不明 | 不明 | 720,000円 |
1993年 | 10,000〜19,999km | 600,000円 |
1993年 | 10,000〜19,999km | 480,000円 |
1994年 | 不明 | 230,000円 |
1984年式以降のFXRは高価買取価格が期待できる

1984年式以降のFXRは高価買取価格が期待できます。
1984年式以降はエボリューションエンジンに変更になり、オイル漏れなどのマイナートラブルが格段に減りました。
コンピューター設計になったことで性能も上がり、軽量化もされたことから、FXRを買うならエボリューションエンジンに変更となった1984年式以降を求める人も少なくありません。
ただし、ショベルヘッドエンジン時代のFXRもコアなファンがおり値段がつかないわけではありませんので、一度査定に出してみることをお勧めします。
CVO限定発売された限定モデルも希少価値が高い

CVO限定発売されたモデルも希少価値が高いため、予想以上に値段がつく可能性があります。
FXRは1994年に発売が終了となりましたが、1999年と2000年に元祖CVOモデルとして復刻発売されました。限定900台しか生産されていないため、アメリカ本国でもプレミア価値がで取引されています。
状態の良い当時仕様のノーマル車は高価買取の可能性あり

状態の良い当時仕様のノーマル車は高価買取の可能性があります。
FXRは、カスタムしなくてもいいほど完成された車両ではありますが、それでもカスタムして乗っている人は多くいます。
しかし、カスタム車とノーマル車、手放すときに高く売れるのはノーマル車です。
フルノーマルの車両は特に、値段がつく可能性があるため、一度査定に出してみるのが良いでしょう。
カスタムをしている場合は、ノーマルの部品を保管しておき、査定時に同時に出すことをおすすめします。
加点計算をしてくれることもあるので、純正部品は捨てずに保管をしておくようにしましょう。
ハーレーFXRを高く売るためのポイント

ハーレーのFXRを高く売るためのポイントを5つご紹介します。
- 複数業者に依頼をして相見積もりをとろう
- 査定が来る前にバイクを綺麗に洗車しておこう
- 査定が来る前に必要な書類は確認しておこう
- 査定が来る前にエンジンがかかるかをチェックしておこう
- 査定が来る前に買取相場価格を確認しておこう
複数業者に依頼をして相見積もりをとろう
ハーレーのFXRを高く売りたいのであれば、複数業者に依頼をして相見積もりをとりましょう。
一社のみに見積もりを依頼して査定額を出してもらったとしても、比べる対象がないため、適正な査定額か判断するのは難しいです。
ある程度の買取相場はあっても、バイクの年式や状態、査定に出す時期によって査定額は変わるため、同じ時期に相見積もりを取ることが重要です。
比較対象ができることで、今現在所有しているバイク自身の査定額を知ることができるため、高く売りたいのであれば相見積もりを取ることをおすすめします。
査定が来る前にバイクを綺麗に洗車しておこう
ハーレーのFXRを高く売りたいのであれば、査定が来る前にバイクを綺麗に洗車しておきましょう。
ホコリを被ってさびだらけのバイクと、メッキもピカピカで綺麗に保管されているバイク、どちらの方が状態が良いと感じるでしょうか。
圧倒的に後者ですよね。
「綺麗に所有されていますね」と第一印象をよくするためにも、査定前の洗車は重要な作業の一つです。
少しさびが発生しているようであれば、簡易的に錆び取りをしておくことで、見栄えがかなり変わります。
少しの努力で第一印象がとても変わるため、一手間かけることをおすすめします。
査定が来る前に必要な書類は確認しておこう
ハーレーのFXRを高く売りたいのであれば、査定が来る前に必要な書類は確認しておきましょう。
売却する際に必要な書類は以下のとおりです。
- 車検証
- 自賠責保険証
- 納税証明書
- 身分証明書
- 印鑑
特に紛失してしまいがちなのが車検証と自賠責保険です。
バイクに車載せずに自宅で保管している人が多く、ライフスタイルの変化などで引っ越しを繰り返すうちに紛失してしまったというケースが多く発生しています。
紛失をしてしまうと、車検証は陸運局にて再発行を、自賠責保険は加入保険会社にて再発行をする必要があり、手間と時間がかかり大変です。
また、ローンで購入している人は、ローンが完済されているかどうか、車検証の所有者欄が自分の名前になっているかもチェックしておきましょう。
ローンで購入していると、所有権の欄がバイクを購入したショップ及びローン会社になっていることがあります。所有者欄が本人以外になっている場合、売却をする際に一つ手続きが増えるので注意が必要です。
ローンの完済証明と車検証、身分証明書を持ち、購入したバイクショップに行き、所有権解除の書類を受け取る必要があります。
その場でもらえるわけではなく、申請をして手配してもらうことが多いため、バイクショップに足を運ぶ前に電話で問い合わせをし、日にちには余裕を持って手続きをするようにしましょう。


査定が来る前にエンジンがかかるかをチェックしておこう
ハーレーのFXRを高く売りたいのであれば、査定が来る前にエンジンがかかるかをチェックしておきましょう。
乗らなくなったから売却をするというのはよくあるケースです。
長期間乗らない状態だと、始動ができなくなっていることもあります。
エンジンがかかる状態と、エンジンがかからない状態だと、買取の種類が変わるため、査定額が大きく変わります。
始動できないバイクは「不動車買取」になるため、査定額が大幅に下がります。
始動ができない原因がわかっている場合、簡易的な修理で治るようであれば修理をしておくのも一つの手です。また、バッテリーが上がってしまっているようであれば、ブースターをつなげて目の前で始動できるところを確認してもらうのも良いでしょう。
あらかじめ、正直に査定業者へバッテリーが上がってしまったことを伝えておくことで、始動用のブースターやバッテリーを準備して持ってきてくれる業者もいます。
エンジンがかかるかどうかによって不動車買取になるか、通常買取になるかが変わるため、査定が来る前にエンジンのかかり具合はチェックしておくようにしましょう。
査定が来る前に買取相場価格を確認しておこう
FXRを高く売りたいのであれば、査定が来る前に買取相場価格は確認しておくようにしましょう。
バイクの状態によっては、必ずしも買取相場価格の金額を提示してもらえるとは限りません。低いこともあれば、高いこともあります。
しかし、あらかじめ買取相場価格を調べて把握しておくことで、交渉をする材料にはなります。
買取業者の中には、本来値がつくにもかかわらず買取相場価格よりもかなり低い金額を提示してくる業者もいます。
なぜその値段をつけたのかを説明ができない業者は、危険です。
きちんとした下調べは、悪徳な業者を見分ける材料になります。
こちらもちゃんと調べていますのでちゃんと対応してくださいね、という姿勢を見せることが大事です。
買取の依頼は査定時の対応が良かった業者に依頼をしよう

買取の依頼は、査定時の対応が良かった業者に依頼をしましょう。
査定時の対応は、その後の取引にも影響します。
雑で違和感を感じるような対応をしてくるような業者は、その後も約束した日に入金がされない、数ヶ月経っても名義変更がされないなど、トラブルになる可能性があります。
反対に、丁寧で気持ちの良い対応をしてくれた業者は、名義変更や入金もしっかりと約束を守り、最後まで気持ちの良い対応をしてくれることでしょう。
会社の風土や、人柄というものは対応に必ず出ます。
少しでも高圧的だなと感じたり、気分が悪いなと感じる場合は、いくら破格な高い金額を提示してくれたとしても取引をするのは辞退した方が良いでしょう。
まとめ:しっかりと準備をしてFXRを気持ちよく手放そう

ハーレーダビッドソンのFXRは、発売当初よりも数十年経過した今の方が需要の高い名車です。
愛車を売るなら、きちんとFXRの良いところをわかってくれる、価値を理解してくれる人に依頼をしましょう。
いい業者選びをすることで、気持ちの良い取引をすることができます。
しっかりと準備をして、FXRを気持ちよく手放しましょう。