- 免許を取ったのはいいけれど、どのバイクにしよう?
- バイクの種類が多すぎて選び方がわからない
このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では
- 初めてのバイクを選ぶときのポイント
- 初心者には新車と中古車どちらがいい?
- 新車のバイクを選ぶメリット・デメリット
- 中古バイクを選ぶメリット・デメリット
- 中古のバイクを選ぶ際のポイント
- ほしいバイクが全然決まらない場合はどうすればいいのか?
などについて解説しています。
初めてのバイク選びについて悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
初めてのバイクはどうやって選べばいい?
初めてのバイクはどうやって選べばいいのか迷いますよね。
こちらでは、バイクを選ぶポイントを3つご紹介します。
- 見た目が好きなバイクを選ぶ
- 所有する免許によって排気量を選ぶ
- 乗りやすさと足つきの良さで選ぶ
見た目が好きなバイクを選ぶ
バイクを選ぶ際は、まずは見た目が好きなバイクを選びましょう。
「アメリカンが好きだな」「スポーツタイプのバイクの見た目が好き」など、ざっくりなイメージで構いません。
好きなバイクの雰囲気や見た目、ジャンルなどを選びましょう。
自分の好きなバイクのジャンルを知ることで、バイクの種類が選びやすくなります。
所有する免許によって排気量を選ぶ
バイクを選ぶ際は、所有する免許によって排気量を選ぶようにしましょう。
中型免許を持っているのであれば、125cc、250cc、400ccなどの400cc以下のバイクに乗ることができます。
中型免許を持っている人が主に迷う排気量は250ccと400ccです。
250ccと400ccは、排気量と車検の有無という違いがあります。
維持費やメンテナンスにも関わってくるので、自分の生活スタイルに合った排気量を選ぶようにしましょう。
乗りやすさと足つきの良さで選ぶ
バイクを選ぶ際は、乗りやすく足つきの良いバイクを選ぶようにしましょう。
先輩ライダーたちから「乗りにくい」と言われている車種は、初心者には扱いが難しい傾向があります。
乗りにくいバイクは、右左折やカーブが曲がりにくかったり、加速感やブレーキに癖があったりと、操作方法を習得するのに時間とテクニックが必要です。
足つきの良さに関しては、片足ではなく両足のつま先が地面につくかを確認するようにしましょう。
バイクは常に走行しているわけではなく、信号待ちや交差点などで停止します。
その際に、足つきが悪いバイクだと、転倒してしまうおそれがあります。
購入後の安全のためにも、初めてのバイクは、できるだけ「乗りやすく」「足つきの良い」バイクを選ぶようにしましょう。
初心者は新車と中古車どちらのほうがいいのか
初心者がバイクを選ぶ際は「新車」と「中古車」どちらのほうが良いのでしょうか?
結論から言うと、どちらのほうが良い、という正解はありません。
新車と中古車は、どちらにもメリットとデメリットがあります。
それぞれのメリットとデメリットを理解して、自分に合ったバイクを選びましょう。
新車を選ぶメリット
新車のバイクを選ぶメリットを2つご紹介します。
- 自分が初めてのオーナーになる
- 中古バイクに比べてトラブルが少ない
自分が初めてのオーナーになる
新車のバイクを選ぶメリットは、自分がそのバイクの初めてのオーナーになれることです。
自分以外が所有したことがないという特別感があります。
中古バイクだと、前のオーナーがカスタムをしていたり、前のオーナーの癖が残っていることがありますが、新車の場合はそのようなことが一切ありません。
中古バイクに比べてトラブルが少ない
新車のバイクを選ぶメリットは、中古バイクに比べてトラブルが少ないことです。
メーカーによって異なりますが、新車の国産バイクには新車登録から2年間の車両保証がついています。
新車から2年間のうちに故障があった場合は、外的要因などがなければ保証修理の対象になる可能性があります。
しかし、中古として売られているバイクはほとんどが年数が経っているものであり、購入するショップが保証プランなどを用意していない限り、故障トラブルについては実費修理となります。
新車のメリットは、点検や定期的なメンテナンスをしていれば、安心して走行ができることです。
新車を選ぶデメリットは価格
新車のバイクを選ぶデメリットは、価格が高いことです。
中古のバイクと比べて、価格相場は全体的に高額になります。
ただ、価格相当の安心感はありますので、一長一短といったところでしょう。
中古バイクを選ぶメリット
中古のバイクを選ぶメリットを2つご紹介します。
- 価格を抑えて購入することができる
- 生産が終了しているバイクも中古であれば購入することができる
価格を抑えて購入することができる
中古のバイクを購入するメリットは、価格を抑えて購入できることです。
価格帯は車種によって変わりますが、現行販売されている車種でも、中古というだけで価格がぐっと下がります。
何よりもコストパフォーマンスを気にするという人は、中古のバイクがおすすめです。
生産が終了しているバイクも中古であれば購入することができる
中古のバイクを購入するメリットは、生産が終了しているバイクでも中古であれば購入ができることです。
ほしいバイクの生産がもう終わってしまっている場合、新車では購入することはできません。
しかし、生産が終了していても中古であれば購入することができます。
車種によってはプレミア価値がつき、価格が高騰していることもあるので、ほしいバイクがあったら、一度中古車市場の価格推移などを見てみると良いでしょう。
中古バイクを選ぶデメリットはトラブルの多さ
中古のバイクを選ぶデメリットは、故障トラブルが多いことです。
中古市場に出回っているバイクは、ほとんどが保証期限の切れた車両です。
年数も経って距離も走っていると、どうしても故障のトラブルは多くなります。
バイクショップが乗れるように整備をして販売していたとしても、その後故障が発生する可能性はゼロではありません。
古いバイクは故障もつきものである、ということが理解できない人は、中古バイクは選択肢から外したほうがよいでしょう。
ただ、中古で販売されていても登録から1年以内のバイクであれば「保証継承手続き」をすることで前オーナーから保証を継承することができます。
現行のバイクで、年式の新しい車両が中古で入手できるのであれば、保証期間内か調べて保証継承手続きをするようにしましょう。
中古のバイクを選ぶ際のポイント
中古のバイクを選ぶ際のポイントを解説します。
- 購入先のバイク屋がどんなところか確認する
- 走行距離を確認する
- 修復歴がついていない車両か確認をする
- 中古バイクは一期一会なので短期間で決める
- 購入は実際に車両を見てから決める
購入先のバイク屋がどんなところなのかを確認する
中古のバイクを選ぶ際は、購入先のバイクショップがどんなところなのかを確認してから購入するようにしましょう。
中古バイクは現状販売が基本ですが、きちんとしたバイクショップだと、すぐに乗れるように整備をしてから販売してくれます。
アフターフォローもしっかりしており、万が一納車後すぐに故障トラブルが起こった場合も、すぐに対応してくれるでしょう。
中古でバイクを購入して乗る以上、メンテナンスや故障修理はつきものです。
なにかあったときに頼りになるバイクショップで購入するようにしましょう。
先述したような良いバイクショップがある一方で、逆に、整備も点検もせずに販売するブローカーのような業者もいます。
そのようなブローカーが販売する車両は、納車後すぐにトラブルが起こる可能性が高いです。
安いからという理由でその業者で購入したとしても、すぐに故障し、頼れるバイクショップもない…というのは悲しいですよね。
購入先のバイクショップがどのようなところなのかは、最低限調べておくようにしましょう。
走行距離を確認する
中古のバイクを選ぶ際は、走行距離を確認するようにしましょう。
距離が多すぎても、少なすぎても、懸念点があります。
バイクは距離が伸びる程、手を入れなければならない修理箇所が増えます。
年式が新しく5,000〜10,000km以内の車両は、状態が良いバイクといえます。
一方で、年式が古くて走行距離が極端に少ない場合は注意が必要です。
例えば15年前の車両で10,000km以内の場合、極端に走行距離が少ないですよね。
極端に走行距離が少ない場合は、長期にわたり放置されていた車両の可能性があります。
走行距離が少ないと、メンテナンスをする場所が少ないというわけではありません。
年式の古い車両は、経年劣化で修理が必要な箇所が必ず出てきます。
前オーナーがどのようなメンテナンスをしていたかがわかりにくいのが中古バイクです。
バイクを大事に乗っていた人であれば、整備履歴の記録簿を搭載していることもあります。整備履歴が確認できるかをバイクショップの人に聞いてみるのもいいかもしれません。
修復歴がついていない車両か確認する
中古のバイクを選ぶ際は、修復歴がついていない車両かを確認するようにしましょう。
修復歴ありの車両とは、交通事故などで大きな損傷が入り、フレームを修理している車両のことです。
骨格部分を修理しているということは、大きな事故をしている可能性が高いということです。
修理業者のレベルによっては、修理前とそう変わりなく乗れるように修理がしてあるバイクもありますが、基本的には修復歴がある車両は何が起こってもおかしくありません。
初心者が選ぶ一台目のバイクとしては、修復歴のある車両は避けたほうが無難です。
中古バイクは一期一会なので短期間で決める
中古のバイクを選ぶ際は、短期間で決めるようにしましょう。
中古バイクとの出会いは一期一会です。
新車は、その車種とグレードを選び注文すれば入手できますが、中古バイクはそうではありません。
気に入った車種、グレード、状態の車両が、またすぐに出てくるわけではないということを肝に銘じておくようにしましょう。
迷っているうちに他の人に購入されてしまうということもあります。
もちろん迷うことも大事です。
しかし、早めに決断をすることも大事なのが中古バイク選びのポイントです。
購入は実際に車両を見てから決める
中古のバイクを選ぶ際は、実際に車両を見てから購入を決めましょう。
今はインターネットでバイクを探すこともできますが、どうしても画面上だけだとわかりにくいところがあります。
実際に車両を見て、できれば車両に少し座らせてもらってから、購入を決めましょう。
ほしい車種が全然決まらなかったり絞れないときはどうすればいい?
バイクの選び方はわかったけれど、それでもほしい車種が全然決まらない…
そんなときは、以下の二つのことを試してみてください。
- インターネットのチャートを利用してイメージを固める
- バイクショップに足を運んで実際に車両を見てみる
インターネットのチャートを利用してイメージを固める
ほしい車両のタイプがなかなか決まらない場合は、インターネットのチャートを利用してイメージを固めてみるのも一つの方法です。
いくつかの質問に答えるだけで、バイクの提案をしてくれます。
バイクショップに足を運んで実際に車両を見てみる
インターネットで見ていてもなかなかほしいバイクが決まらない人は、バイクショップに足を運んで実際に車両を見てみるのも良いでしょう。
実際にバイクを見ていると、画面で見ているのとはまた違った感覚で探すことができます。
画面上で見ていたときはあまり魅力を感じなかったけれど、実際に見てみたら一目惚れをするということもあるかもしれません。
バイク選び、バイクショップ選びは直感も大事です
バイク選びやバイクショップ選びは直感も大事です。
「なんか気になるバイクがある」「ビビッとくるバイクがあった」なら、その感覚は大事にしてください。
バイクショップ選びも同様です。
「ここのバイクショップ好きだな」と思ったら、ぜひ購入先の候補に入れてください。
まとめ:素敵なバイクを選んで楽しいライダー生活をおくろう!
初めてのバイクは悩むことも多いですよね。
あなたにぴったりのバイクは必ず見つかります。
素敵な一台を選んで、楽しいライダー生活をおくりましょう!