「湧き立つ心は止められない」というわけで、今回はヤマハのYZF-R25の買取相場についてご説明したいと思います。
冒頭の「湧き立つ〜」はヤマハさんの公式HPに掲載されているYZF-R25のキャッチコピーです。
さあ、その買取相場はあなたの心を沸き立たせてくれるでしょうか?
YZF-R25の買取実績
早速、YZF-R25の買取相場をご覧いただきたいと思います。
当店がこれまでに買い取らせていただいいた買取価格をもとに、ランキング上位1位から15位までを掲載しております。
表中には、車種名、型式、走行距離、そして買取価格を表示しております。
それでは、ヤマハのYZF-R25の買取実績一覧表を下さい。
順位 | 車種名 | 型式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|---|
1 | YZF-R25 | RG43J | 5,732km | 486,000円 |
2 | YZF-R25 | RG43J | 320km | 480,000円 |
3 | YZF-R25 | RG43J | 217km | 472,000円 |
4 | YZF-R25 | RG43J | 1,270km | 462,000円 |
5 | YZF-R25 | RG43J | 30km | 454,000円 |
6 | YZF-R25 | RG43J | 2,773km | 454,000円 |
7 | YZF-R25 | RG43J | 6,554km | 444,000円 |
8 | YZF-R25 | RG43J | 1,582km | 438,000円 |
9 | YZF-R25 | RG43J | 5,720km | 422,000円 |
10 | YZF-R25 | RG43J | 21,710km | 420,000円 |
11 | YZF-R25 | RG43J | 3,465km | 402,000円 |
12 | YZF-R25 | RG10J | 7,357km | 382,000円 |
13 | YZF-R25 | RG10J | 2,720km | 372,000円 |
14 | YZF-R25 | RG10J | 16,794km | 354,000円 |
15 | YZF-R25 | RG10J | 21,513km | 352,000円 |
※表中の価格は全て税込表示です
YZF-R25買取の傾向と対策
では、上の表から読み取れることを考察してみたいと思います。
まずなんと言っても目につくのが、ランキング1位から11位まで、型式がRG43Jで占められていることです。
YZF-R25は2013年モデルのRG10Jからスタートし、2018年モデルでRG43Jに型式変更されています。
つまり、単純に年式の新しい車種が上位11位を占めているというわけですね。
バイクは型式が変更される際に外観も大きく変わることが多いので、パッと見でRG10JかRG43Jか見分けられそうな気がしますが、YZF-R25の場合、少し注意が必要です。
なぜなら、型式変更がされた2018年モデルでは、外観に大きな変化がなかったからです(カラーリングの変更はありましたが)。
カウルが現行モデルのようなYZR-M1風のものになり、フロントフォークが倒立式になったのは、翌2019年モデルからなのです。
したがって、ご自身のYZF-R25の型式を確認する際は外観で判断せず、フレームに刻印された車台番号を直接見るか(車台番号のハイフンより前の部分が型式になります)、軽自動車届出済証に記載された型式を確認された方が良いかと思われます。
車台番号で言うと[RG43J-005〜]以降が新デザインとなっていますが、005番台の中でも新旧デザインが混在しているようです。
では、表中のRG43Jには旧デザインと新デザインが混在しているのかというと、実際、混在しています。
ランキング9位と11位の2台が、旧デザインとなっております。
やはり、型式がRG43Jでも旧デザインのものは順位が下の方になっていることが見て取れます。
旧デザインの2台に挟まれた10位のものは新デザインでしたが、こちらは走行距離が2万キロオーバーなので、ここまで順位を落としたと考えられます。
これらのことを総合しますと、YZF-R25の最も高く買い取られる条件は、①型式がRG43Jであり、②かつ、新デザインであり、③そして、走行距離が短い(およそおよそ5,000㎞前後まで)ということになります。
もちろん、型式に関わらず、バイクの状態そのものも査定額に影響を及ぼす大きな要因です。
事実、ランキング12位以降は型式がRG10Jのものですが、どれも35万円以上の買取額となっており、これは車両の状態の良さによって付けさせていただいた価格です(タイミングや時期もありますが)。
YZF-R25の歴史と魅力
カワサキさんのNinja250Rのおかげで、にわかに活況となった250ccスポーツバイク市場にヤマハが投じた渾身の1台がYZF-R25でした。
非常アグレッシブなデザインを纏ってはいましたが、そのコンセプトは『毎日のれるスーパースポーツ』であり、ポジションや乗り味は非常にフレンドリーなものでした。
とはいえ、決してヌルイわけではなく、スポーツライディングをするにあたってフレンドリーというのがより正確かもしれません。
そして、2019年にモデルチェンジを遂げ、より走りを意識した姿に変貌します。
外観はR1、R6といったR家のお兄ちゃん達に倣ったレーシーなものになり、誰もが目につく倒立式のフロントフォークはライダーをその気にさせます。
そしてなんと言っても大きな変化はトップブリッジです。
YZF-R25のトップブリッジは、なんと肉抜きされているのです!
肉抜きされたトップブリッジって、なんともレーシーでかっこいいと思いませんか?
まあ、これはあくまで私見ですが、ともかく、2019年のモデルチェンジによってYZF-R25はガラッと外観も中身も変わったわけです。
しかし、この新しくなったYZF-R25、低い位置から見ると(地面に座って見るぐらいの高さ)、すごく可愛い顔をしてるのです。
M字に開いたダクトと相まって、その顔はまるでスズメのようです。
うん、この顔にして、大正解だったと思います。
まとめ
今回はヤマハのYZF-R25の買取相場とその傾向と対策およびその歴史と魅力についてご説明させていただきました。
ここまでの内容をまとめると
- 高額買取が期待できるのは型式がRG43Jのものである
- RG43Jの中でも、新デザインのものならより期待度大
- さらに走行距離が5,000㎞程度ならかなりの高額買取が期待できる
- 型式がRG10Jでも状態が良ければ35万円前後の高額買取の可能性あり
- RG10Jはどちらかといえばフレンドリー
- RG43Jはよりスポーティーな仕様
- RG43Jの顔はとっても可愛い
ということになります。
ちなみに、当店バイク買取番長はYZF-R25の買取で他店に負けない高額査定をさせていただいております。
京都・滋賀およびその近郊にお住まいで、YZF-R25の売却を検討されている方は(もちろんその他の車種も大歓迎です)お気軽にお問い合わせください。
それでは、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。